東山温泉展望(川)露天温泉宿
城下町会津若松市の郊外に位置し、湯川が造り出した渓谷をはさんで温泉街が連なる。渓谷にいくつもの滝があることから、東山温泉の老舗旅館には瀧の字が付く宿が多い。温泉の歴史は古く、天平年間(729〜749)に、高僧・行基によって発見されたと伝えられる。「天寧の湯」と呼ばれた江戸時代には、かみのやま、湯野浜と並ぶ奥羽三楽郷に数えられ、歓楽温泉として大いに賑わった。現在は趣を変え、会津の奥座敷と呼ぶにふさわしい情緒を残している。