かみのやま温泉展望(庭)露天温泉宿
江戸時代に奥州諸大名の参勤交代の宿場町として栄え、東山温泉、湯野浜温泉とともに奥州三楽郷に数えられた温泉地。新湯、湯町、十日町、河崎、高松、葉山の6つの地区に湧く温泉を総称してかみのやま温泉と呼ぶ。最も古いとされる源泉は、湯町の鶴脛(つるはぎ)の湯。脛の傷ついた鶴が沼辺の水に浸かっているのを旅の僧が見留め、温泉を発見したという伝説が残る。上山城を中心とした城下町の湯町や新湯には、復元された城郭のほか、旧武家屋敷など、藩政時代の名残が見られる。