小安峡温泉展望(山)露天温泉宿
皆瀬川の急流が小安岳を侵食してできた景勝地・小安峡を見下ろす山麓のいで湯。皆瀬川と国道398号沿いに温泉街が広がり、15軒の旅館と民宿が立ち並ぶ。仙台−秋田間で農林産物の交易が盛んだった江戸時代には、大勢の湯治客で賑わい、秋田藩主・佐竹氏も訪れたという。近年では栗駒登山の拠点として利用されることも多く、周辺では、東北屈指の渓谷美をはじめ、川岸の岩場から音を立てながら勢いよく熱湯を噴き出す大噴湯なども見られる。